平成21年度スタート…
Posted at 09/04/01 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今日から何が変わる…建設業関連では、県の最低制限価格が建設工事で概ね85~90%、建設関連業務で概ね75~85%に引き上げられます。(1年間限定)
一方、国交省は今年度実施予定の直轄国道など617件の事業を点検した結果、費用対効果などを理由に12道県の18県の事業を一時凍結することを発表しました。(3/31)
この凍結される事業の中に本県の国道220号「青島-日南改良」事業(23.5km)が含まれています。この道路はがけ崩れが発生しやすく、迂回路などの整備が進められていました。
この道路は、救急搬送などには欠かせない幹線道路であり、費用対効果だけで事業のあり方を判断することに疑問を覚えます。『費用対効果』の考え方が全面に出てくると、地方整備はますます遅れることになり、都市と地方の格差がさらに拡大していくのでは…
確かに無駄をなくすことは重要なことです。私自身も車で走っている時にこんなところにこんな立派な道路が必要なのかと感じることもあります。
つまりは必要なものを必要な規模で造ることが重要なのではないでしょうか。
道路は地域住民にとってはなくてはならないライフラインです。特に鉄道などの整備の進んでいない地方では道路こそが唯一の交通手段ともいえるものです。それを費用対効果だけで判断されると…見捨てられたとしか言えませんね。
まあ、この事業凍結に対して、県や地元自治体は「事業再開を求める」考えのようですが…(欽ちゃんと野球をするためにヘリを使うような知事の意見が聞き入れられるのかな…w)
でも、大雨の度に通行止めになるのではと心配しないといけない道路は早くどうにか対策を取って欲しいこれが本音ですよね。地方の道路整備はまだ不十分です。
投稿者: miyaken 日時: 2009年4月 1日 09:27