加速する建設業淘汰の時代…
Posted at 09/05/12 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
業界紙である建設新聞に4月26日第1回からコンサルタントの連載があります。5月1日第2回、5月10日第3回と続いています。
この連載を読むと「なるほど…」と納得してしまいます。流石はコンサルタント、良く分かっているといったところでしょうかね。
第1回目は、「勝ち組」と「負け組」はどう違うのか…ということについて環境への順応性の観点で説明されています。企業は3つに大別され、1つは環境変化に順応しながら生き残る企業、2つ目は環境変化を巧みに利用し急成長する企業、最後は環境変化に対応できずに淘汰される企業であるようです。
要は、強いもの賢いものが残るのではなく、変化に敏感なものが生き残るということです。小手先の業だけでは通用しないことも肝に銘じなければなりません。
第2回目は、「建設業は儲かる業種」と題されています。利益を出せない理由が5つ挙げられています。1番目「建設業は当たり前のことをやっていない」、2番目「建設業はどんぶり勘定」、3番目「建設業は職人集団」、4番目「建設業に従事している人は真面目」、5番目「建設業は変動率が高い」となっています。
説明を加えると、3番目の「建設業は職人集団」は、固定観念が強く、全てが過去の経験ベースであり、新たな発想が出来ない。4番目の「建設業に従事している人は真面目」は、指示には忠実に動くが、自ら考えて行動するのが苦手だということのようです。
第3回目は、「5ない現象」と題され、当たり前のことができない建設業の典型的なパターンが示されています。1番目「変われない」、2番目「実践できない」、3番目「本音が言えない」、4番目「活気がない」、5番目「読めない」で、この中で3つ以上該当するならば、倒産への秒読みが始まっているとか…。
5番目の「読めない」は、「流れが読めない」ことと「数字が読めない」ことの2点を含んでいるようですが、何となく分かる気もしますが…。
この連載が何回続くのかは現在確認中ですが…、中々的を得ているように思えますので、続きが楽しみです。
この内容を読んで、何も感じない方、動けない方は、このないように従えば、淘汰される運命なのかもしれませんね。まだ、間に合うはずです…動かなくてはなりません!!
記事掲載
・建設新聞
住所:宮崎市大島町南窪814-4-2F
電話:0985-29-5555
記事執筆
・NBCコンサルタンツ福岡
住所:鹿児島市山之口町2-30鹿児島第1・海上ビル5F
電話:099-216-9577
URL:http://www.nbc-consul.co.jp
投稿者: miyaken 日時: 2009年5月12日 09:36