『呼び出し君』(ドコモアイ九州)…
Posted at 09/06/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(1)»
県や市との防災協定締結に関して、確実に実働できるシステムを検討しています。
「非常通信手段…」(2009.05.21)でも書きましたが、こうした行動を起こすためには、何よりも情報を伝達できる通信手段は不可欠となります。携帯電話の普及した現在においては、以前よりは数段連絡が取り易くなっていることは事実です。
ですが、最悪のケースを想定すると、固定電話や携帯電話は通信制限がかけられることがあります。つまり、連絡が取れない(取りにくい)状態に陥る可能性がありますので、万全ではないながらも、ドコモの災害時優先電話の登録を災害対策本部5名の携帯に行いました。
災害時優先電話:NTTでは災害の救援、復旧や公共の秩序を維持するために必要な重要通信を確保するため、法律に基づきあらかじめ「災害時優先電話」を指定しています。
※災害時優先電話は発信のみ優先扱いとなっており、着信については、一般電話と同じです。
こうした流れの中で、電話はつながり難くなるがメールだ大丈夫だということが分かりました。そこで、携帯メールによる緊急時の連絡手段を模索するなかで、ドコモアイ九州の『呼び出し君』の存在を知りました。
このシステムを簡単に説明すると、登録された携帯(ドコモ以外でも大丈夫)に一斉にメールを送信、返信は選択形式で不慣れな人でも簡単に操作できる、さらに受け取った返信は、簡単に集計が出来るというシステムです。詳しくは、ドコモアイ九州『呼び出し君』
ただ、システム導入には、初期費用や毎月の固定費が発生するため、非常時だけを想定すると経費の負担が大きすぎる気もするのですが、知識の拡大のためデモを見ることにしました。
実際に導入している企業も増えており、宮崎河川国道事務所(国土交通省九州地方整備局)でも水門管理における連絡手段として同システムを導入しているようです。
「緊急対応と経費負担」非常に難しい問題の壁がありますが、色々と模索するなかで最善の策が見出せるのではないかと思っています。
投稿者: miyaken 日時: 2009年6月17日 12:36