建設業安全衛生推進大会(H21)…
Posted at 09/07/01 PermaLink» Comment(0)» Trackback(1)»
昨日(6/30)行われた、安全衛生推進大会をご紹介…概要は「建設業安全衛生推進大会(H21)」(2009.06.30)にあります。
開催前に、宮崎中部地区産業保健センターのスタッフ(保健師など)による血圧測定・体脂肪測定及び健康相談(無料)を行いました。1時間ほどの時間でしたが、20名ほど健康相談を受けられていました。
大会を振り返ります。まず、昨年1年間に労働災害により亡くなられた方へ哀悼の心を込めて黙祷をささげてからの開会となります。
開会のことばを環境安全委員会本部委員が行い開会です。
この安全大会の主催は当協会(宮崎地区建設業協会)ですが、共催として宮崎労働基準監督署、宮崎県建設業協会、宮崎県土木施工管理技士会宮崎支部も名を連ねています。
そのため、主催者あいさつでは、当協会川上会長が施工者として労働災害をなくすこと、また宮崎労働基準監督署北村署長が監督者として安全管理の徹底を図ることを交えた挨拶を行いました。
そして、本日の講師が紹介され、早速、講話を行っていただきました。
講話は、「建設業の労働災害防止について」労働基準監督署の種子田安全衛生課長が、今年6月に改正になった足場の労働安全衛生規則の説明から始まり、4月から施行されている改正石綿障害予防規則、労働災害の発生状況や災害事例による原因やその対策など、労働災害を防止するために対策を取らなければならないことなどを説明され、この時期からの熱中症対策も含めて話をされました。
続いて、「応急手当の必要性と心肺蘇生法について」宮崎消防局応急手当研修センターの有井所長が、人命を救うためには何が大切なのかということで、応急手当が重要であるということを説明されました。
応急手当といっても難しいものではなく、出血があれば血を止める、呼吸が無ければ気道を確保するなど簡単な処置でも救われる命がかなり増えるということを説明されました。
さらに、人が倒れている時を想定した実演、1.周囲に危険が無いかの確認、2.声かけ(段々大きく)による意識の確認、3.周囲へ手助けを求め救急車の手配・AEDの手配、4.人工呼吸・心臓マッサージ(2回息を吹き込み、30回胸を押す)、5.AEDの使用、こんな流れとなるようです。
実際は、AEDの操作法を中心にと考えていたのですが、AED操作は音声ガイダンスに従うのみなので、重要なのは前後の処置だということでこんな内容になりました。
最後は、「小規模事業場を対象にした制度の紹介」宮崎中部地区産業保健センターの富永氏より制度の紹介があり、詳しい内容はHPにもありますということでした。
講話の後は、大会宣言です。例年ですと環境安全委員長が宣言文を朗読するのですが、今年は環境安全委員会の児玉副委員長と本部委員2名による宣言となりました。
大会宣言を行うことで、会員一同で「死亡災害ゼロ」及び「交通事故防止」を誓いました。
そして、閉会のことばを環境安全委員会長友委員が行い、盛会にして終了しました。
この大会は、現場管理者への安全教育も兼ねたCPDS認定講習となっており、参加者は会員75社(102名)でした。
ということで、今朝の空なのですが、雲は多いのですが雲の切れ間から降り注ぐ太陽の日差しは、夏を感じさせます。
気温も30℃ぐらいまで上がりそうです。真夏がそこまで来ています。
Tags: 安全管理 , 建設業安全衛生推進大会
投稿者: miyaken 日時: 2009年7月 1日 10:09
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