東国原知事も一種の賭けに出たのであろうが、事態が長期化していることは誤算なのかもしれません。

知事であるという立場を続けながら、自分の国政進出は自民党からの回答しだいとしたことで、自分の責任をある意味回避する形になっています。短期決戦ならそれでも良かったのでしょうが、長期化がどうやら裏目に…

世の中（国民）も馬鹿ではありません。時間の経過で、考える時間が生まれ、東国原知事が知事としても生き残れる、また、確実に国政へも転身できるという両建ての構想を抱いていることが、段々と分かってきたのかもしれません。

あれだけ強く、「地方を変えるには国を動かすしかない。」「国を変えられるチャンスはなかなかない。」「今がその時だ。」などと発言しており、本当に自分が国政へ進出して実行しようという強い意志があるのならば…

潔く知事という立場を辞職し、国政に打って出ればよいことです。なのに…自分の知事という立場を擁護し、国政進出を目論んでいる姿勢は、どう考えても批判の的に値する。

今の流れだと、東国原知事の存在自体が、マイナスに作用している…今後の宮崎県にとってもマイナスに作用するに違いない状況です。

これからどう動くのか、ちょっと予想ができない状況となりました。国民の支持を得るために自民党はどうするのか、県民の支持を得るために東国原知事はどうするのか…。

次期衆議院選挙、宮崎1区…N氏の動きに惑わされています。政治家たるもの、国のため、県のため、地元のため、党のため、そうした全体を考える前に、先立つものは私利私欲なのか??

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