衆議院選挙…
Posted at 09/07/28 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
8月18日公示、8月30日投票となる衆議院選に向けたマニフェストを民主党が発表しました。
【5原則】
- 官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。
- 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣の下の政策決定に一元化へ。
- 各省の縦割りの省益から、官邸主導の国益へ。
- タテ型の利権社会から、ヨコ型の絆(きずな)の社会へ。
- 中央集権から、地域主権へ。
【5策】
- 政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務三役)、大臣補佐官など国会議員約100人を配置し、政務三役を中心に政治主導で政策を立案、調整、決定する。
- 各大臣は、各省の長としての役割と同時に、内閣の一員としての役割を重視する。「閣僚委員会」の活用により、閣僚を先頭に政治家自ら困難な課題を調整する。事務次官会議は廃止し、意思決定は政治家が行う。
- 官邸機能を強化し、首相直属の「国家戦略局」を設置し、官民の優秀な人材を結集して、新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で予算の骨格を策定する。
- 事務次官・局長などの幹部人事は、政治主導の下で業績の評価に基づく新たな幹部人事制度を確立する。政府の幹部職員の行動規範を定める。
- 天下り、渡りのあっせんを全面的に禁止する。国民的な観点から、行政全般を見直す「行政刷新会議」を設置し、全ての予算や制度の精査を行い、無駄や不正を排除する。官・民、中央・地方の役割分担の見直し、整理を行う。国家行政組織法を改正し、省庁編成を機動的に行える体制を構築する。
中身を見ると、子育て・教育支援で、中学卒業まで1人当たり年31万2千円(月2万6千円)の「子ども手当て」が支給され、高校は実質無償化、大学は奨学金を大幅に拡充するということです。
収入が減少傾向にあり、これから子どもが成長していく私にとっては、本当に喜ばしいことなのですが、財源確保の面が具体的に見えてこない気がします。(揮発油税を期限切れに追い込んだ時もでしたがね…。)
国民が喜ぶようなことを大々的に訴える割には、その根拠がちょっと曖昧に葬られているように思えます。政権選択か…政権交代か…これから1ヶ月間の戦いですね。
世の中は、自民党VS民主党と政権をかけた選挙戦に突入している中、我が宮崎は…民主党と争う以前に、自民党内で争っている。正直言って、馬鹿げた構図で、自民党に勝ちは無いと思われても仕方ない状況を自らが作っています。
これが、宮崎を代表する人であり、国政に関わる人なのか…庶民の理解を超えた方々のようです。
投稿者: miyaken 日時: 2009年7月28日 09:43