民主党政権の行方は…
Posted at 09/09/24 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
先日、鳩山内閣の支持率が発表されていましたが、7割超と割と高い…衆議院選の圧勝からすれば、もっと高くてもと思いますが…。
まあ、この初回の支持率は指標であり、これを維持できるか、否かが問題です。実際のところどうなるんでしょうかね。
各内閣は、マニフェストに掲げたことを実行に向けて舵取りをしているようですが、そこには問題も山積みのようです。
私が思うに、今回の民主党の勝利は、マニフェストが評価されての勝利ではなく、自民党で世の中が良くならないので、他の政党にさせてみようという期待感からの勝利であるように思えます。
なので、マニフェストに掲げたことを100%実行しようとすると失敗につながる可能性は「大」であるように感じます。民主党は、マニフェストが信任されたのではないことを念頭おく必要がありますね。
中でも私たち建設業界に関係の深い、前原国交相…「八ッ場ダム」の建設中止、マニフェストに掲げたからと中止を前提に住民との話をしようとしても話にならないのは明らかなのに…マニフェストの実行を優先させている気がします。(写真は、「八ッ場ダム (やんばだむ) 今更中止しても、膨大な血税と多くの自然が既に犠牲に・・。 愚か過ぎる。」からお借りしました。)
「高速道路の無料化」も同じです。これには陸上運送以外が反発することは目に見えています。また、陸上運送業界にも経費節減につながるが、一方では顧客からの送料の引き下げ要求に警戒感を強めているようです。
この高速道路の収入は、その道路の維持・整備費や新たな道路建設の財源とされています。さらに、道路特定財源である暫定税率の撤廃もマニフェストに掲げています。
必要な道路は造るとは言っていましたが、道路に向けられる財源が削られるのであれば、建設がいつになることやら、「造ると約束しました50年後に建設予定です。」何てことも…w
本当に良い政策をと考えるのであれば、マニフェストの内容が多少変更されようが国民に信任される政策を実行に移して欲しいものです。国民が納得するマニフェストの変更なら誰も「マニフェストが実行されていない」と批判はしないはずです。
Tags: 民主党政権
投稿者: miyaken 日時: 2009年9月24日 10:30