世の中を騒がせる発言(書き込み)…
Posted at 09/12/10 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
世の中の反応を楽しむかのように、自分の思うことをブログに書き込み、実行している阿久根(竹原)市長。
庁舎内に掲示した職員人件費の張り紙をはがした男性(45)職員を懲戒免職処分にした阿久根(竹原)市長ですが、その処分について、鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部ともに効力を停止する判決がでました。
その職員に対し、今度は期末勤勉手当(ボーナス)を支給しない方針を固めたようで、またまた話題となっています。
市にボーナスの支払い義務があるのは6月2日から懲戒免職になった7月31日までと、地裁決定後に元係長が「登庁」した10月23日から12月1日までの計100日分、約50万円だとか…
私から見れば、支給する、しないより、100日働くことでボーナスが50万円になることの方が驚き…公務員こそが税金の無駄遣いであるような気さえします。
さらに、ブログに「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている」などと書き込んだことも、福祉団体などから謝罪をもとめる抗議の声があがっているようです。
市長の発言ということで、これ程騒がれているのでしょうね。公人は発言には注意が必要なのでしょうが、それを敢えて、率直な思いとして発信している阿久根(竹原)市長に敬意を示しますね。
この医療関係については、確かに技術が日々進歩し、高度な医療体制がとられており、以前なら救えなかった命が救えるようになっています。
確かに命の尊さは分かるのですが、障害者医療や終末期医療については、疑問に思うこともあります。
苦しみながら、痛みに耐えながらいつまでも生き続けなければならないのか…さらには、意識がなく、意思を持たない中、呼吸器を付け、点滴を受け、ただ心臓だけが動いている状態が、果たして生きているといえる状態なのか…
よく生き続けたいと思っていても生きられない人がいるのだから、命を大切に!!ということも耳にしますが、それとこれが同じなのか??
12月7日、終末期医療をめぐり、医師が刑事責任を問われた事件で、最高裁が初めて判断を示し、延命を中止した医師が有罪となりました。
この判断が今後にどう影響するのか…終末期の医療問題については、国民総ぐるみで議論し、様々な選択肢が認められることがより良い方法なのではないでしょうか。
中には、いつまでも苦しみたくない、意識のないままに生きたくないと思う方もいます。そうした方々の意思も尊重できるようにすることが大切なのではないでしょうか。
Tags: 阿久根市長
投稿者: miyaken 日時: 2009年12月10日 09:41