毎年、8月と12月に夜間パトロールを実施していました。車が混雑する時期を迎える前に、工事現場が原因となる交通事故を防止するために行われていました。

土木事務所、警察そして協会役員と、それぞれの目線で安全かどうかを確認し、不適切な箇所があれば改善を指導するといったもので、それなりの意味と効果はあったのだと思います。

近年、公共工事の減少とともに、道路工事の現場も減少しています。そんな中でも、以前と同じような体制で夜間パトロールを行っていたことに、私は疑問を感じ始めました。

このブログの中でも数回同じことを書いたかもしれません。道路工事の現場をパトロールし、交通事故防止を図る目的が、ほとんど車や人が通らない現場のパトロールであったり、工事現場が少ないので、周辺の道路パトロールを行ったりと趣旨がずれ始めていました。

そうした中で、私の訴えが届いたわけではないでしょうが、やっとパトロールのあり方を見直すことになったようです。

今回の夜間パトロール（12/15）は、試行的に土木事務所のみで行うということです。理由としては、工事現場が少ないということのようですが…。

恒例行事を行事消化的に済ませるのではなく、するからにはそれなりに意味をなし、効果があることを行わなければと私は思っています。

忙しさのために、色々なことを検討することもなく機械的にことを進めていくと、全く意味をなさない行事となっていることも往々にしてあります。

恒例行事を続けていくことも大切ですが、単に同じことを繰り返していくのではなく、その時々、時代背景に照らして、細部に調整を加えていくことが大切だと思います。

まあ、土木事務所さんも見直しをされるようで…4班編成を2班編成へと規模を縮小することから行っても良かったように感じますが、今回、土木事務所のみでパトロールを行って、来年以降のあり方を検討するということのようです。

交通事故を防止する為の工事現場のパトロールはそれなりに意味があります。夜間パトロールを行事からなくすのではなく、パトロールのあり方をよく検討して頂きたいと思います。

明日（12/15）、土木事務所のみでの夜間パトロールが実施されるようです。会員の皆様には、常々安全管理について呼びかけを行っておりますので、大丈夫だと思うのですが、この機会に再度、安全照明などの点検を行うのも良いかもしれませんね。

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