災害対策…
Posted at 10/03/26 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今年度も残すところ、あと数日となりました。年度末の業務に追われています。
年度末ということで、今年度の締め括り(決算)を行わなくてはなりませんが、同時に来年度の準備もしなくてはなりません。
その中に、昨年2月に宮崎市と交わした防災協定の項目の1つに、出水時の水門開閉業務が含まれています。これも新年度の体制に整えて、宮崎市に報告しなくてはなりませんが…
水門の位置と会員企業の位置とが必ずしも一致するわけではありません。極力、水門の近隣の企業に担当をお願いすることにしてはいますが、すべてをカバーできるはずもなく中には少し距離のある水門を担当していただく会員も出てきます。頭を悩ます問題です。
平成20年度の水門位置図(工事等で変更箇所が数箇所あります。) |
この水門開閉業務は、実際に活動することは年に数回あるかないかなのですが、実際に対応する際には責任は重大です。豪雨の際に水門に待機しなくてはなりませんからね…こうした表に出ない部分でも建設業界は地域のためにと協力をしています。
こうした災害を未然に防ぐための活動、実際に災害が起こったら迅速に復旧させる活動など地域における建設業界の役割は重要なのです。
メディアの目からは絵になるのか…警察や消防、自衛隊などの活動ばかりがクローズアップされがちですが、隠れた部分に地元企業(建設業界など)の活躍があり、それらの連携で成り立っていることを理解していただきたいと思います。
災害は起きないことがベストではありますが、いつ襲い掛かるか分からない存在でもあります。そうしたことから、有事に備えた体制作りが必要であり、定期的な確認などが必要となるのです。
形だけ(机上論)では何も解決できないのです。
Tags: 防災協定
投稿者: miyaken 日時: 2010年3月26日 10:40