宮崎県(都農町)で口蹄疫の疑い…
Posted at 10/04/21 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日(4/20)、宮崎県(都農町)で口蹄疫の疑いがある牛3頭が確認されました。
『農家「被害最小限に」 都農で口蹄疫』(2010.04.21宮日プレス)、宮崎では2000年にも発祥例があり、その際作成された対応マニュアルが活用されるようです。
また、東国原知事自身も就任直後の2007年に鳥インフルエンザへの対応を経験しており、その経験も今回の対応に活かされそうです。
こうした事態発生時には、大騒ぎすることなく冷静に対応することが重要で、風評被害などを防ぐためにも万全の感染拡大防止策を施し、早期の終息を図ることが求められます。
【口蹄疫】
家畜の伝染病のひとつ。偶蹄類(牛、水牛、山羊、羊、鹿、豚、猪など)が感染するウイルス性の急性伝染病。
日本では家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されており、対象動物は牛、水牛、鹿、羊、山羊、豚、猪。OIEリストA疾病。
一般的には、感染すると発熱、元気消失、多量のよだれなどがみられ、舌や口中、蹄の付け根などの部位に水疱が形成され、それが破れて傷口になる(但し、水疱が形成されないケースも報告されている)。
患畜がウイルスの感染そのもので死亡する率は低いが、水疱が破れた際の傷の痛み(細菌によるその後の二次感染も含む)で摂食や歩行が阻害され、体力を消耗する。それによって乳収量や産肉量が減少するため、畜産業に対して大きな打撃となる。
また、家畜の伝染病の中では最も伝染力の強い疾病でもある。気象条件によっては100km以上口蹄疫ウイルスが移動することもある。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』引用。
宮崎牛の認知度も上がってきていただけに、風評被害が懸念されますが、関係者の対応には前回の経験などが活きており、会見などを見る限り、対応にもある程度の自信も伺えます。県民としては頼もしい限りですね。
まあ、早期に終息宣言が出されることを祈るばかりですが、最終的には、東国原知事が「宮崎牛は美味しいよ!!」と食べて見せるのか…、私たち県民は動向を見守るだけです。
Tags: 口蹄疫
投稿者: miyaken 日時: 2010年4月21日 09:17