口蹄疫(宮崎県)…
Posted at 10/05/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
4月20日の1例目の確認から20日ほど経過しましたが、終息の兆しが見えてこない状況です。
現在までに発表された、感染又は感染の疑いは35例に達し、殺処分されたか、殺処分の対象となった牛や豚は4万4892頭に上っています。
敵は目に見えないウイルス…対策としては、畜産関係を出入りする車両の消毒や移動制限・搬出制限などしかなく、これらを徹底するしか方法がありません。
感染ルートの調査では、人や車両によりウイルスが運ばれた可能性が高いとの結果もあるようですが、実際のところ風の関与、カラスなどの関与も否定できないのが現実かと…
こうなると、現在行っている消毒の方法や消毒ポイントなどについても、再度確認、検証を行ない、不備や漏れがないかを確認する必要もあるのかもしれませんね。
それにしても、この状況は感染の確認された都農町、川南町、えびの市で畜産関係者にかなりの打撃を与えていると思われますが…私の出来ることといえば、これ以上感染が拡大しないことを祈ることのみです。(何の力にもなれません。)
そして、畜産関係者に出来ることも消毒などの徹底だけでしかなく、本当に目に見えない敵であるウイルスは、厄介者ですね。
昼のニュースで、「殺処分が間に合わない。」というJA関係者の話がありました。私も聞いたところでは、当該地域の建設業者もその対応に携わっているということで、殺処分の現状がマスコミから報道されることはありませんが、毎日毎日のことで関係者は本当に限界に近づいているようです。
そうした、裏の現実も県民に、そして国民にある程度知らせる必要もあるのではないでしょうか。私もちょっと聞いただけですが、現実は、私たちの想像を絶する状況のようです。
Tags: 口蹄疫
投稿者: miyaken 日時: 2010年5月 7日 12:32