口蹄疫の問題…
Posted at 10/05/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎県では、「口蹄疫」問題の解決に向けて、一丸となり取り組みしかありません。
5月7日に宮崎県建設業協会に対し、宮崎県口蹄疫防疫対策本部(本部長:東国原知事)より協力のお願いがあり、口蹄疫へ対応できるしっかりした体制作りがなされていると思います。
昨日(5/18)、東国原知事により「非常事態宣言」が発令されました。これにより家畜の移動・搬出制限区域内では不要不急の外出を控え、イベントや集会の延期を要請、区域外でもすべての車が消毒を受けるなどの協力を求めるものです。
また、宮崎市からも防疫対策への協力のお願いがあり、本日(5/19)、緊急理事会を当協会にも「口蹄疫対策本部」を設置し、行政からの要請に対し、対応できるよう準備を進めているところです。
これらの口蹄疫問題に関連して、マスコミ等の報道によりますと、赤松農水相は発生が確認されている農場から半径10km以内のすべての牛や豚にワクチンを接種して拡大を抑制し、接種後に全頭を殺処分する方針を固めたようです。
さらに、半径20km以内の牛や豚についても全頭食肉加工し政府が買い上げると…その裏で、山田農水副大臣は私見として国が買い取る案は予算の問題もあり難しいのはと述べているようです。(するの…しないの…はっきりしてよ!!と言いたい感じです。)
この全頭殺処分の判断が下されると、終息に向けて動き出すのかもしれませんが、精魂込めて養ってきた方々にとっては居たたまれない思いが残るかもしれませんね。
さらに、仮に全頭殺処分となった場合、対象となるのが牛で約3万5千頭、豚で約10万頭に上る見込みのようで、それだけのワクチンがあるのか?? すぐに準備できるのか?? といった疑問も残ります。
政府に対策本部が設置されるや否やこうした方針が発表されると、対策本部の設置がもっと早ければとの思いがやはり残りますよね。(まあ、それなりに頑張っておられるのだとは思いますが…)
一日も早くこの口蹄疫問題が解決することを祈るしかありませんね。
Tags: 口蹄疫
投稿者: miyaken 日時: 2010年5月19日 14:51