宮崎県建設業協会総会…
Posted at 10/05/21 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
本日(5/21)、宮崎県建設業協会の総会が開催されます。
団体にとっては、最も重要な行事である総会なのですが、現在、宮崎県のは口蹄疫により「非常事態宣言」が発令されています。なので、本日の開催についても協議されており、結果、防疫対策を可能な限り徹底し、予定通り開催することになったようです。
さらに、口蹄疫の発生地区からの参加自粛要請や畜産を兼業している業者への参加自粛要請などが出されており、多分、例年になく少ない参加者で、ひっそりと開催されるものと思われます。
実際に口蹄疫発生地の建設業者は、殺処分に伴う埋却作業などに協力しており、総会などに出てくる暇もないというのが現状かもしれません。
昨日、口蹄疫の関係で人と話す機会があったのですが、やはり現場の状況というものは全く知らない様子でした。重機を操作しているのは殆ど建設業者の方なのに…どうしても、建設業者は裏方となるのですよね。
現地対策チームの本部長である山田農水副大臣…昨日(5/20)の会見で「ワクチンは届いているが接種する獣医が到着していないので接種開始は難しい」何という発言か…もっと説得力のある発言をして欲しい…対応が後手後手に回っていることを暴露するような発言では…
また、このワクチン接種に関しては、「トップダウンで賛同できない」という声もあるようです。さらに、「防疫対策を取り大切に家畜を守ってきており、感染していないのに…」という意見も分かります。
しかし、今の状況をよく見ると、出来る限りの防疫対策を取っているにもかかわらず、日に日に感染が拡大している状況であるように思えます。そうなるの何らかの新たな手段を取らなければという結論が自ずと出てきます。
そうしたことから、1日でも早くワクチン接種を行い口蹄疫の囲い込みを行い、感染拡大を抑えるのが最重要事項であるように思うのですが…(やっぱり素人の浅はかな判断でしょうかね。)
話が、県協会の総会から口蹄疫へと流れてしまいましたが、総会の中でも口蹄疫に関する話がなされるのだと思います。
発生地域で頑張っている家畜農家の方々、防疫活動に携わる行政や建設業界の方々、本当に一生懸命に精一杯頑張っておられることだと思います。
この災害に、国も出来る限りの支援をしていただきたいと思います。
投稿者: miyaken 日時: 2010年5月21日 11:53