標高表示板設置作業…その1
Posted at 11/07/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(1)»
当協会が、宮崎市と協議を行いながら進めている「標高表示掲出活動」
第一弾として、宮崎市の指定避難所233ヶ所及び津波避難ビル9ヶ所へ標高表示板を設置するべく作業を開始しました。
同じような活動をされているところもあるようですし、検討されているところもあるようです。
災害に対する危機意識が、高くなっていることが感じ取れます。
当協会が設置する標高表示は、大半が設置点付近のマンホール高からの補正を行っています。
※マンホール高は、工事の際に正確に測量されているという実績に基づいております。
ただ、この数値とグーグルマップなどで調べることができる標高とでは、場所によっては1・2メートルの誤差が生じているのは事実で、どちらが正しいのか…まあ、実測値の方が正確なのではないかとは思っているところです。
第二弾として、住民の立ち寄る商店や金融機関への設置があるのですが、現在、大きなところに打診をしています。反応としては、趣旨は理解していただけるのですが、いざ、設置となると反応はまちまちです。
「是非とも設置して下さい。」と回答されるところもあれば、「店舗の規定上、難しいです。」とあっさり断られるところもあります。
地域住民があってこそ、その地での経済活動が成り立つのですが…意識の格差は、かなり大きいようです。
「標高表示を設置して、意味があるのか」こうした疑問を投げかけられるケースもあります。確かに、改まって質問されると、その意義を見出しにくい部分もあります。
しかし、日常的に目にしていれば、いざという時、パニックに陥った状況下でも、その行動に良い影響をもたらしてくれるのではないかと信じています。
この活動は、これからが本番です。また、ご報告を…
投稿者: miyaken 日時: 2011年7月 7日 10:35
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