栃木県建設業協会那須支部来協…
Posted at 12/07/23 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
7月20日、栃木県建設業協会那須支部の方が、「口蹄疫等の現場対応について」視察並びに意見交換の為に当協会を訪問されました。
災害対応は、『建設業の役割』このことは、日本国内どこでも同じで、以前は暗黙の了解のごとく行われていたことが、ここ数年で「防災協定」を結んだ上で活動へと若干様変わりしてきました。
しかし、行政側が業界に依頼し、業界が対応するという根本的なものには変化はありません。まあ、徐々に無理難題が減ってきているのは確かですが、「業界に依頼すればどうにかなる?」といった行政側の考え方が一部に残っているのも確かではないでしょうか。
更に付け加えると、どれほど活躍をしても、災害復旧現場で活躍した主体は「自衛隊であり、警察であり、消防である」 なぜ、マスコミは建設業の活躍をもっと大きく取り上げないのか?? この報道形態の在り方にも疑問を感じます。
付け加えるなら、マスコミの報道が一種の民意誘導に繋がっているにもかかわらず、公平な立場での報道といったものとは中々めぐり合うことが出来ませんね。
話を戻しますと、栃木県も行政と業界が防災協定を結び、口蹄疫等への対応をしなければならなくなった。この那須支部のある地域が最も畜産の盛んな地域となっており、実際にどう対応すれば良いかもわからない。そんなことから、今回の現場視察並びに意見交換が計画されたようであります。
埋却地視察 |
意見交換会 |
現役員の大半は、口蹄疫対応の経験者ですから、今回の那須支部との意見交換会では、現場の生の声を数多く伝えることが出来たのではないかと思っています。
口蹄疫にしろ、鳥フルにしろ、自然災害(洪水など)にしろ、起こってはならなない災害ですが、いざ起こってしまったときに被害を最小限に食い止める対応を出来るか…そこには、経験に勝るものはないと思われます。
経験した人の話を聞き、その経験をどれほど自分のものに出来るか…そこに鍵があると思われます。那須支部の方々は、そこら辺を真剣に考えておられたようですので、今回の話を栃木の地で生かすことが出来るのではないでしょうか。
Tags: 口蹄疫 , 地域貢献 , 栃木県建設業協会那須支部
投稿者: miyaken 日時: 2012年7月23日 14:04