平成24年度 技術研修会
Posted at 12/08/08 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日(8/7)、宮崎県土木施工管理技士会宮崎支部と宮崎地区建設協同組合との共催で「平成24年度 技術研修会」を開催しました。
この研修会は、CPDS認定であり、かつ宮崎県の入札参加資格審査でも加点されるという超人気の講習会です。会場内の混雑を避けるため、各社2名までという条件付きで行われました。内容的にも技術者にとっては、大変重要なものとなっています。
ですが、今年は梅雨が長く明けたのも7月23日で、その間雨の日が多く、梅雨明け後も台風接近などで雨の日が多い状況に、現場の作業は遅れ気味、おまけにお盆前とあって、現場を抜けられないという方もいたようで、参加者はちょっと少なめの63社95名(申し込み後の欠席25名)となりました。
今年度も昨年同様、第1部に宮崎県関係、第2部に宮崎市関係と2部構成にし、内容の充実を図っております。
その内容は、
第1部 宮崎県
1. 三者検討会等について
・宮崎土木事務所 大坪次長
2. 工事検査における留意点説明
・工事検査課 谷口工事検査専門員
・工事検査課 倉掛工事検査専門員
第2部 宮崎市
3. 平成23年度工事検査について
中間検査実施について
・技術検査室 伊豆室長補佐4. 土木工事の留意点について
・建設部土木課 鈴木課長補佐5. 完成した工事現場から学ぶこと
・都市整備部市街地整備課 小川課長補佐6. 下水道工事に関する留意点
・上下水道局下水道整備課 高橋課長補佐
各会社の技術者の方々は、熱心に講習を受けられているようでしたが、やはり個人差はあるようです。様々な講習会に参加され、それぞれに講習会を評価し、「良かった」「悪かった」あるのでしょうが、何か1つでも頭に残るものがあれば、それで今後の役に立つのではないかと思います。
質疑の中で、技術者レベルでの意見交換会を求める意見が出ましたが、机上論で決められた制度には様々な問題点が埋もれています。この問題点をいかに改善していくかについては、現場レベル、技術者レベルでしか分からないこともあります。
こうした議論を深めることで、発注者と受注者それぞれにとって最善な道筋を築いていくことが必要かと思われます。押しつけではなく、お互いの立場を理解して得られた結果は、重要物ですよね。
投稿者: miyaken 日時: 2012年8月 8日 08:21