令和4年度宮崎地区防災訓練
Posted at 22/06/09 PermaLink»
心配されていた天候も良くなり、3年ぶりの防災訓練が無事行われました。
宮崎市を流れる加江田川で、宮崎地区建設業協会をはじめ、宮崎土木事務所、測量協会等各種団体より50名が出席されての、河川応急対応の実地訓練を行いました。
当日の訓練は、加江田川の堤防が漏水して、決壊する恐れがあるという想定での、土嚢を積んでの応急対策を行うというものです。
我々建設業協会は、協会青年部の協力のもと、パワーショベルや土嚢作成器具を使って230袋ほどの土嚢を手際よく作っては、小運搬し、所定の箇所での土嚢積みを行いました。
漏水している箇所に円形に土嚢を積む、『釜段工法』や、半円形の状態で、築堤に土嚢を腹付けして積んでいく『月輪工法』を行いました。
3年ぶりの実地訓練という事で、手順の記憶を思い出しながら、失敗しながらもなんとか設置することが出来ました。作業中はみんな真剣ですが、大変な作業中でも冗談を言いながら楽しく訓練することが出来ました。
訓練に参加された地区協会の本部会長も、マスコミからのインタビューで『最近は予想できないような自然災害が発生しているので、いつでも対応できるように訓練することが大切だ。我々建設業界が災害時の初期対応をしっかりこなしていきたい』と話されてました。
予定よりも早く終了することが出来、ケガ等もなく、安定した防災訓練となりました。
関係者の皆さん、本当にお疲れ様でございました。
投稿者: miyaken 日時: 2022年6月 9日 16:42