令和6年度 宮崎地区災害対応訓練
Posted at 24/06/04 PermaLink»
梅雨入り前の大雨のシーズンを想定した訓練が、今年も行われました。
宮崎市大字鏡洲を流れている、加江田川河川敷において、防災意識の高揚と地域連携の強化を図る為、大規模な災害に備えた河川応急対応の実地訓練を、宮崎土木事務所、測量設計業協会など6つの団体が参加して行われました。
当協会からは、環境安全委員会を中心としたメンバーと協会青年部に来てもらい、河川の水位上昇に伴い、堤防漏水が発生し、堤防決壊の恐れがあるとの想定で、漏水している場所の周りに土嚢を積み上げて、水の噴出の勢いを抑える『釜段工法』や『月輪工法』と言った、土嚢を積んで布設設置する工法の実地訓練を行いました。
今回は宮崎土木事務所からも若い職員の方々が沢山来られ、我々と一緒に土嚢作成から土嚢設置など一連の手順を学びながらまた確認しながら行いました。
職員の中には初めて土嚢づくりをする若手もいて、当協会の青年部から色々と指導を受けながら作業している光景も見られ、有意義な訓練になったのではないかと思います。
今シーズンはまだ梅雨入りしていませんが、今年は震度5弱の地震の回数が多く、つい最近も能登半島の方で大きな地震がありました。宮崎県にもいつ大きな地震が発生するかも分かりませんし、今後大きな台風の襲来も考えられますので、こういった防災訓練を重ねていきながら、災害対応の安全性や正確性を高めていきたいと考えております。
投稿者: miyaken 日時: 2024年6月 4日 17:00