まずは、昨年度、建設労働災害関連により、十問命を無くされた方々のご冥福をお祈りし、哀悼の意を表するために、参加者全員で黙祷を捧げました。その後、主催者を代表して、当協会会長の本部会長より、現在の建設産業を取り巻く危険性の事や労働環境の事、特に今週から暑さが続いているので、熱中症の事についての話がありました。また来賓として来られた、宮崎労働基準監督署の新盛署長様からも、今年度に発生した事故状況の事や管内における負傷病災害等についてのお話を聞かせていただきました。
　安全講話は、第1部として、宮崎労働基準監督署　安全衛生課の田邊課長様より、『建設業の労働災害防止について』という演題で、たくさんの準備していただいた資料を基に、災害発生状況の報告、斜面崩壊による労働災害防止について、労働環境の改善について、熱中症対策等についての説明があり、非常に勉強になりました。
　第2部では、宮崎県防災士ネットワーク　の福元孝典　さまより、『工事現場での防災について』という演題で１時間ほどの講話をしていただきました。福元さまは、建設業にも造詣が深く、勉強熱心で色んな知識を兼ね備えた防災のプロでして、教えていただいた内容は非常に専門性の高い、特徴的な講話となりました。

　最後に、
　1.『死亡災害ゼロ』へ向かって、まい進します。
　1.交通安全に対する意識の高揚に努め、交通災害の撲滅を図ります。
以上の2つの事を、本部会長を前に、環境安全委員の児玉昌也委員が声高らかに宣言して、今年の安全衛生推進大会を締めることが出来ました。
　さらに、関係御当局のご指導を仰ぎ、積極的に『危険ゼロ』の明るい職場づくりに向けて全力を尽くすことを誓います!!
という事で、今年も盛会裏に終了する事が出来ました。